ゲーマー×セキュリティ

ゲーミングPC購入後にやるべきセキュリティ設定チェックリスト

新しいゲーミングPCを買ったらまずやるべき15のセキュリティ設定。Windows設定、アカウント保護、ネットワーク設定を一覧で解説。

ゲーミングPC購入後にやるべきセキュリティ設定チェックリスト

ゲーミングPC購入後すぐにやるべきこと

念願のゲーミングPCを手に入れたら、ゲームをインストールする前にセキュリティ設定を整えましょう。初期設定を怠ると、マルウェア感染やアカウント乗っ取りのリスクが高まります。本記事では、ゲーミングPC購入後に実施すべき15のセキュリティチェックポイントを順番に解説します。

15項目セキュリティチェックリスト
約60分全項目完了の目安時間
73%初期設定を変更しないユーザーの割合

チェック1〜5:OS基本設定

1. Windows Updateを最新状態にする

「設定」→「Windows Update」から、すべての更新プログラムをインストールします。ドライバー更新を含むオプション更新も確認してください。セキュリティパッチの適用は最優先事項です。

2. Windows Helloの設定

顔認証またはPINを設定します。パスワードのみのログインよりも安全で高速です。

3. BitLockerの有効化

ストレージ暗号化を有効にします。Windows 11 Proエディションの場合は標準搭載されています。Homeエディションでもデバイス暗号化が利用可能な場合があります。

4. ファイアウォールの確認

「Windows セキュリティ」→「ファイアウォールとネットワーク保護」で、すべてのネットワークプロファイル(ドメイン・プライベート・パブリック)でファイアウォールが有効になっていることを確認します。

5. 不要なプリインストールアプリの削除

BTOパソコンやメーカー製PCには、不要なソフトウェアがプリインストールされていることがあります。使わないアプリは攻撃対象になりうるため、削除しましょう。

プリインストールソフトの見極め方

メーカー独自のユーティリティ、試用版ソフト、バンドルソフトウェアは基本的に削除対象です。ただし、マザーボードやGPUのドライバー管理ツール(ASUS Armoury Crate、MSI Centerなど)はハードウェア制御に必要な場合があるため、残しておくことを推奨します。

チェック6〜10:セキュリティ強化

6. セキュリティソフトのインストール

WEBROOTなどの軽量セキュリティソフトをインストールします。ゲーミングPCではパフォーマンスへの影響が少ない製品を選ぶことが重要です。

7. ブラウザのセキュリティ拡張機能

メインブラウザにWEBROOTのブラウザ拡張機能をインストールし、フィッシングサイトやマルウェア配布サイトの自動ブロックを有効にします。

8. 二要素認証(2FA)の設定

以下のアカウントに二要素認証を設定します。

  • Microsoftアカウント
  • Steam / Epic Games / GOGアカウント
  • Discord アカウント
  • Googleアカウント
  • メールアカウント

9. パスワードマネージャーの導入

すべてのサービスで固有の強力なパスワードを使用するために、パスワードマネージャーを導入します。WEBROOTのInternet Security Plus以上には、パスワード管理機能が含まれています。

10. DNSの変更

マルウェアブロック機能付きのDNSサーバーに変更します。Cloudflare(1.1.1.2)やQuad9(9.9.9.9)がおすすめです。

ゲーミングPCでセキュリティソフトを選ぶ際は、「ゲームモード」や「サイレントモード」を搭載した製品を選びましょう。ゲーム中にスキャンや通知がポップアップすると、パフォーマンスやゲーム体験に悪影響を与える可能性があります。

チェック11〜15:ネットワークと運用

11. ルーターのパスワード変更

ルーターの管理画面にログインし、初期パスワードから強力なパスワードに変更します。ファームウェアの更新も確認してください。

12. Wi-Fiの暗号化方式の確認

WPA3またはWPA2-AESを使用していることを確認します。WEPやWPA(TKIP)は脆弱なため、使用しないでください。

13. 自動バックアップの設定

Windows標準の「ファイル履歴」またはクラウドストレージで、重要なデータの自動バックアップを設定します。ランサムウェア対策としても重要です。

14. リカバリドライブの作成

USBメモリを使ってWindows回復ドライブを作成しておきます。万が一の際にシステムを復元できます。

15. ゲームクライアントのセキュリティ設定

クライアント設定項目
SteamSteam Guard(2FA)有効化、ファミリービューの設定
Epic Games二要素認証の有効化、メール確認
Discord2FA有効化、プライバシー設定の見直し、DM受信制限
Battle.netAuthenticatorアプリの設定

まとめ:初期設定が将来の安全を決める

ゲーミングPCのセキュリティは、購入直後の初期設定で大きく左右されます。この15のチェックリストを完了すれば、マルウェアやアカウント乗っ取りのリスクを大幅に低減できます。すべての設定を一度に行う必要はありませんが、少なくともセキュリティソフトのインストールと二要素認証の設定は最優先で実施してください。安全な環境を整えてから、快適なゲーミングライフを楽しみましょう。

参考文献・出典

  • Microsoft - 「Windows 11 セキュリティ ベースライン」公式ドキュメント
  • NIST - 「Cybersecurity Framework 2.0」
  • Steam - 「アカウントセキュリティに関する推奨事項」
  • IPA - 「情報セキュリティ対策のしおり」

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